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季節が来れば桜は咲くのだ

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山下公園の枝垂桜が花をつけました。先日の地震後の光景や被災者の様子や福島原発の様子や放射性部質が飛散しているニュースに触れていると、今ひとつ明るい気持ちになれません。

今回の震災では支援のため現地に向かう方がいますが、そんな度胸もない私は義捐金を送ったりする程度がせいぜいです。食料もライフラインも動いているこの状態からは、何をしても「自分でも出来る事をする」という名の自己満足も居心地が悪いものです。阪神大震災があったとき私は学生でしたが、某教授が発した「なぜ君たちはここにいるのか?神戸方面にボランティアに行くべきではないのか!」との言葉は今でも覚えています。では、なぜ被災地に行かないのか?
答えは、怖いからです。とても、現実を直視できるとは思えません。見渡す限りの瓦礫の山、肉親や知人を亡くした人々と彼らの思い、それらを想像しただけでその場にとどまる事は出来ないでしょう。

それから、こんな時になると「がんばれ」と言う言葉が出てきますが、被災者は何をどうがんばれって言うの?教えてください。
その言葉は、被災しなかった人間に対して発する言葉だよね。働いて生産して消費して納税して、こういったことをがんばらないとならんでしょ。復興には、多額の税金を投入する必要があるから納税しないとね。当然、国会議員の皆様は自分たちの収入削減のための法律を可決すると信じています。

正直なところ、自分が震災にあったらプーシンカをどう守るかといったことが、今一番の関心事だったりする。

(続きはもっとどうでもよい話)
一方、何があっても自分の生を全うする枝垂桜を見て、自然についてちょいと考えた。

この地球も自然だし、この桜も自然の一部であることも確か、当然人間も自然の一部のはず。「自然は偉大で、人間なんぞちっぽけの存在」この類の言葉を聞いたことはありますが、人間を自然の外に置いた傲慢な発言と思ってしまいます。
そして、私は枝垂桜のように今を生きるしかないのかと思うんだ。

もうひとつ、福島原子力発電所の事故について。
一部では、作業員を英雄のように扱っているようですが、実際は異なると思います。会社の上のほうから押し付けられていたり、協力会社の社員だと今後の仕事を考えてやむなく作業をしている人もいるはずです。どうも彼らの命が軽く扱われているような気がする。この作業の被曝がもとで亡くなったとしたら、英雄として扱われるのかな?でも、それって戦時中の特攻兵に対する扱いと変わらないよね。

今回の原発事故の件で、原発に対する世論の風や政策は大きく変わるでしょうが、いかんせん資源の少ないこの国が取るべき施策とはと考えると、今後も原発と離れることはできないと思われます。ナショナルジオグラフィックの日本語サイトでは、最新原発なら福島事故は無い?(1)最新原発なら福島事故は無い?(2)との記事が出ており、原子力発電所の安全策についての記事があります。テクノロジーは進歩しているのです。想定さえ間違えずに、放射性部質を燃料とした発電施設に今後とも依存していくしかないのでは?
そのほか、ナショナルジオグラフィックのサイトでは、今回の地震についていろいろ記事があります。
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Comments:3

きむら URL 2011-04-01 (Fri) 10:02

>うりさん
原発事故が収束するまでには数ヶ月はかかりそうですし、廃炉が終わるまでは10年以上必要で、電力供給が需要を満たすまでは数年必要なんて記事も見ました。疎開ではなく移住が必要かと思われます。
私自身は、移住する気は全くありません。生まれ育った街(もちろんウソ)で、生涯を終えたいものです。

>これみつさん
職場から自宅まで27Kmと知ったときは、あまりの距離にめまいがしました。
この夏をどのようにして乗り切るか、重要な課題ですね。

これみつ URL 2011-03-26 (Sat) 21:13

私もニッキとネコ2匹を連れてどのように避難すればよいのか、夏のノーエアコンをどのように乗り切るか、自分のことだけで溢れそうです・・・

うり URL 2011-03-26 (Sat) 17:27

知り合いの臨月妊婦さん2人が、出産兼ねて西方面へ里帰りという名の疎開をし、
また近々幼稚園友達が北へ春休み旅行を兼ねて疎開するようです。

関東で放射能が~と大げさに騒ぎすぎてる気がして、
そして本当の被災地の人たちはいったいどんな気持ちだろうと思うと申し訳ない思いがして、
とても複雑な気持ちです。

うちは粛々と今までどおりの生活をし(節電は大前提)、
情報や周りに振り回されずにいたいです。
お互い頑張りましょう。

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